れもねーど

”lemon”=「ただの欠陥品」を、”lemon-ed”=「価値あるもの」に変えていくブログ

今歩いているこの道がいつか懐かしくなればいい

 

 

 

んにちは、yusukeです

 

 

『今歩いているこの道がいつか懐かしくなればいい』

 

斉藤和義さんの「幸福な朝食、退屈な夕食」という歌の中にでてくるフレーズです。

いいフレーズですよね。

 

 

彼がどんな思いを込めてこの歌詞を作ったのか、

それはわかりませんし、知りません。

 

 

でも、僕はとてもポジティブな感じに捉えています。

 

 

今、それぞれが歩いている道があります。

比喩的な意味で、「今自分が置かれている環境・取り組んでいる物」っていうイメージと

実際に会社や学校に向かって歩いている、通学路・通勤路。

両方が頭に浮かびます。

 

 

誰もが、速度や道は違えど、歩いています。

しかし、いつかはその道を歩いていない未来があるかもしれない。

違う道を歩いているかもしれない。

 

というか、歩いていたい。

 

だから『いつか懐かしくなればいい』のに。

「頼むから、懐かしくなってくれよ」

「ここじゃないどこかに行きたいんだよ」

っていう願いが込められている気がします。

 

でも、決して今の道を嫌いな訳ではないんですよね。

嫌いじゃないんです。今の道を否定している訳ではない。

ただ、純粋に違うところに行きたい。

そんな、好奇心みたいな、素朴な発想。

決して、劣等感とか特別感みたいな、マイナスな感情の発露ではないと感じます。

 

じゃないと、『懐かしくなればいい』なんて思いませんよね。

嫌いなら「消えてなくなれ」って思うんじゃないかな。

 

 

 

結構前から知っていた歌なんですが、こういう風に捉えるようになったのはつい最近のことです。

それはきっと僕自身『いつか懐かしくなればいい』って思うようになったから。

 

「あぁ、本当、懐かしくなれば素敵だよな。」

って心から感じたんですね。

 

 

歌詞の他の部分は分かるようでわかんないような内容がほとんどですが、

この部分はしみじみ感動しました。

 

独特なリズムの歌です。よければ聞いてみてください。

 

 

 

今歩いているこの道がいつか懐かしくなればいい

今歩いているこの道がいつか懐かしくなるだろう

今歩いているこの道がいつか懐かしくなればいい

今歩いているこの道がいつか懐かしくなるはずだ